FIAは、今季F1のプラクティスと予選においてウエットコンディションの場合、ムーバブル・リヤウイングを使用することを禁止した。
ムーバブル・リヤウイングが今季導入されることにより安全性が損なわれることを防ぐため、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、ウエットの際の使用を制限することをチームに知らせた。
ムーバブル・リヤウイングは、コンディションと視界が悪いウエットレースでの使用はすでに禁止されているが、他のセッションでも制限が設けられることになった。
ホワイティングは、オーストラリアGP金曜プラクティスの前に次のように述べた。
「昨日チームマネージャーたちと協議した結果、安全性の理由から、テクニカルレギュレーション3.18条で認められたドライバー・アジャスタブル・ボディワークは、すべてのプラクティスセッション(予選を含む)において、インターミディエイトあるいはウエットウェザータイヤを装着している場合は作動させてはならないことをお知らせする」
「インターミディエイトあるいはウエットウェザータイヤを装着している際にアジャスタブル・ボディワークを使用したドライバーは、(危険に関する)テクニカルレギュレーション2.3条の違反としてスチュワードに報告される」