ケータハムからF1復帰を果たした小林可夢偉は、チームのファクトリーでスタッフに対して今季の決意を述べた。
21日、ケータハムF1チームは2014年のレースドライバーとして小林可夢偉とマーカス・エリクソンを起用することを正式に発表し、合わせてロビン・フラインスとアレクサンダー・ロッシのリザーブドライバー就任もアナウンスした。
この日、ケータハムのファクトリーではメディア懇親会が開かれ、日本からもフジテレビとF1速報の取材班が参加。ただ、チームのファクトリーがあるリーフィールドはひどい濃霧に見舞われ、ケータハムのボス、トニー・フェルナンデスの到着が遅れるなど、可夢偉たちのお披露目は予定を押して始まった。
しばらくして発表会場に姿を現した可夢偉は、ダークグリーンのチームウェアをまとって登場。ファクトリー内の大部屋に集まったケータハムのスタッフたちを前にエリクソン、フラインスと並んだ可夢偉は、フェルナンデスから紹介を受けると、スタッフに対して次のように挨拶した。
「F1に戻れて嬉しいし、このチャンスをくれたトニー・フェルナンデスとケータハムチームに感謝している」
「自分の持てるポテンシャルをすべて発揮して、とにかく結果出したい」
可夢偉が話し終えるとスタッフたちの間からは拍手が沸き起こった。
可夢偉はこの後、個別の取材に対応。F1速報も『可夢偉の緊急独占インタビュー』と題し、2月6日発売の『F1速報NEWマシン情報号』で特集記事を掲載する予定だ。