21日、BMWザウバーの小林可夢偉が、観光庁の「スポーツ観光マイスター」に任命されたことが明らかになった。
今回の発表にあたり観光庁は、「世界最高峰の舞台で戦うF1レーサー小林可夢偉選手を任命し、モータースポーツを通じて人々に夢を与えるとともに、我が国の持つ力を世界にアピールしていただきます」と記している。
この「スポーツ観光マイスター」はこれまでに8人が任命されており、ル・マン24時間の現役最多出場記録を持つ寺田洋次郎をはじめ、サッカー元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏、スキーのノルディック競技で「キング・オブ・スキー」の異名をとった荻原健司氏などがいる。
可夢偉は、今年8月に一時帰国した際に国土交通省を訪れ、当時国土交通大臣を務めていた前原誠司現外務大臣を表敬訪問、激励を受けている。
なお、任命式は今月29日に行われる予定となっている。