F1第7戦カナダGPの予選Q2は、フェラーリのフェリペ・マッサがトップタイムをマーク。小林可夢偉はQ3進出を逃した。
15分で争われるQ2も、Q1同様に序盤から上位勢がタイムを刻んでいき、セッション中間に差しかかるとセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークし、そのベッテルをフェラーリのマッサが2周連続のアタックで上回っていった。
残り5分の段階で上位はマッサ、ベッテル、マーク・ウエーバー、フェルナンド・アロンソ。さらに5番手以下のトップ10もメルセデス、ルノーを含む5強が占める展開となる。
すると終盤は、Q3進出をかけた10番手争いが繰り広げられ、暫定10番手につけるニック・ハイドフェルドが上位勢で唯一終盤もアタックに向かう。そのハイドフェルドにザウバーの小林可夢偉、フォース・インディアのポール・ディ・レスタが挑んだが、ハイドフェルドは最後にタイム更新を果たしてなんとか10番手を守ることに成功した。
一方、暫定11番手につけていた可夢偉はこの争いでディ・レスタとパストール・マルドナドにポジションを奪われ13番手にダウン。チームメートのペドロ・デ・ラ・ロサも17番手で予選を終える結果となった。