ザウバーの小林可夢偉は、ベルギーGPは天候が不安定で難しいレースになることが多いが、冷静に正しい判断を下せばいい結果を出せると語った。
可夢偉は2010年F1ベルギーGPでは、予選19位(17番グリッド)から決勝では8位でフィニッシュしている。
「スパは美しいサーキットだ。大好きなサーキットのひとつだよ」と可夢偉は1週間後のベルギーGPに向け、ザウバーの公式サイトにおいて語っている。
「高速コーナーが多いから、僕らのマシンとは相性がいいはずだ。平均スピードはシルバーストンと似たようなものになる。気温はあまり高くならないことが多いから、タイヤにはそれほど厳しくないだろう。でもシルバーストン、ニュルブルクリンク、ブダペストでそうだったのと同じように、天気は全く予想できない。だから今回もとてもトリッキーなレースになるかもしれない。天気がどうなるのか確信が持てないままに、天候を予想してセッティングを決めなければならない場合もある。難しい状況になっても、レースでは冷静さを保ち、正しい決断を下す必要がある。そうすればいい結果を出せるはずだ」