2010年F1第9戦ヨーロッパGPの土曜予選で、BMWザウバーの小林可夢偉は18位でQ1で敗退、プライムタイヤはよかったがオプションでは期待したグリップの向上がなかったと語った。ペドロ・デ・ラ・ロサは16位だった。
■BMWザウバーF1チーム
ペドロ・デ・ラ・ロサ 予選16位
16番手は素晴らしいとは言い難いが、予選で僕らが成し得たことにはかなり満足しているよ。Q1では特にパフォーマンスがとても良かった。フリー走行の後にクルマを改良して、その変更が報われたんだ。僕らは懸命に攻めて、パッケージから最高の力を引き出したと思う。限界はあるさ。コースコンディションは、ハード側のコンパウンドのタイヤ向きだったと思う。プライムタイヤは本当に良かった。ソフト側のオプションタイヤではグリップが足りず、滑りすぎていた。
小林可夢偉 予選18位
予選であっという間に敗退することになり、とても残念だ。プライムタイヤでの最初のアタックは良く、オプションタイヤに換えて出た2回目はさらに多くを期待していたのに、グリップは向上しなかった。いずれにしても、ソフト側のタイヤでの最初のフライングラップでフロントをロックして、フラットスポットを作ってしまったために、ポテンシャルを活かしきれなかった。それでクルマにバイブレーションを感じて、2回目のアタックラップが台無しになってしまった。残念だよ。