2012年シーズンを終えた小林可夢偉は、来季以降の希望として、「トップチームで走りたい」との思いを明かした。
最終戦ブラジルGPを9位入賞で終えた可夢偉は、ザウバーでのラストレースを次のように振り返った。
「3年間戦ったザウバーでの最後のレースを、難しいコンディションでしたが入賞で終えることができましたし、自分自身力を出し切って楽しくレースができました」と可夢偉。
「2012年は日本GPで表彰台も獲れたけど、非常に難しいシーズンですごく自分のためになった1年になりました」
可夢偉は現在、来季のシート獲得に向けてスポンサー活動に取り組んでいるが、さらなるステップアップを目指す彼は、ザウバーより戦闘力の高いチームで走ることを望んでいる。
「いま2013年に向けた活動に専念しています。単純に僕のわがままかもしれないけれども、僕にとってレースに意味があるのはレースに勝つことなんです」
「やっぱりトップチームで走りたいし、今のF1では、そのためにはただ走って結果さえ出せばいいという状況ではないのも事実です」
「おかげさまで『KAMUI SUPPORT』も続々とみなさんからのご支援をいただき本当に感謝しています。少しでも早くいいニュースを届けられたらと思っています」
「今シーズンみなさんからのいろいろな応援が本当に励みになりました。これからも小林可夢偉をよろしくお願いいたします」