ザウバーの小林可夢偉は、ロータス・ルノーGPと契約したキミ・ライコネンのF1復帰を歓迎するとともに、来シーズンはライバルになると語った。
最終戦のブラジルGPを終えた可夢偉は、2日付けのオフィシャルブログで日本に帰国したことを報告し、「ホッ……と出来る時間が出来た所です」と今の心境を綴っている。
「いつもこの時期に思う事は本当に1年間長い!! F1サーカスが休みに入ると一気にF1のニュースも静かになりますが今年は毎年以上にニュースがあったりと本当に来年に向けても良い形で2011年を締めくくれた事本当に良かったです」
「まず嬉しいがなんとか30P取れた事。シーズン始めは60Pぐらい取りたかったのですが残念ながらその半分と自分の目標に勝てなかった事は悔しいです。でもレースなのこれは悔しさの経験として来年に活かすしか無い!!」
ライコネンとは、可夢偉が2009年のトヨタ時代にブラジルとアブダビで2戦を共にしているだけだが、2012年はフルシーズンを通してレースを戦うことになる。今季、ロータス・ルノーGPと中団争いを演じた可夢偉は、そうしたことを含め、次のようにコメントしている。
「そして、また嬉しいニュースはやっぱりキミが帰ってくる事!! これは本当に嬉しい!!!」
「人としてもcoolなキミ!!元論、レースでもcoolですけどもう一人ワールドチャンピオンが帰ってくる事はF1にとってもいいニュースだと思う!!」
「また、F1ワールドチャンピオンと一番近いポジションで戦えるだろうと思うポジションでの来年のライバル!!いい目標が登場したと思い、この長い冬を来年に向けてしっかり準備したいと思います」
(コメントは小林可夢偉公式サイト内「KAMUI'S REPORT」より原文のママ引用)