ザウバーの小林可夢偉は、F1ベルギーGP決勝で自身と接触し、その後謝罪を表明したルイス・ハミルトンはフェアなドライバーだとコメントした。
可夢偉は、ベルギーGPを振り返った自身のレポートで、次のように語っている。
「ハミルトンとのアクシデントはレーシングインシデントですが、その原因を彼が認めたことはレーシングドライバーとしてとてもフェアなことだと思います」
可夢偉とハミルトンは、ベルギーGP決勝の13周目にケメルストレートエンドで接触。ハミルトンはクラッシュしてレースを終えたが、可夢偉はそのまま走り続け、12位でフィニッシュした。
レース後、可夢偉はチームのリリースで、「彼の方が速いことはよく分かっていたので、彼と戦う理由はなかった。彼に抜かれた後にポジションを取り戻すつもりはなかったから、僕は自分のライン上にとどまった。彼がこっちに来るとは思っていなかった」とコメント。対するハミルトンは、「可夢偉にヒットされた」と主張し、一時両者の意見は食い違っていた。
しかし、その後にリプレイ映像を確認したハミルトンは、100%自分に責任があるとTwitterに記し、可夢偉とマクラーレンチームに謝罪を表明している。