2012年F1ブラジルGPの日曜決勝で、ザウバーの小林可夢偉は9位を獲得した。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝=9位
いいスタートを決め、混乱にも巻き込まれずに済んだ。レース序盤は好調だった。その後小雨が降ってきて難しいコースコンディションになり、マーク・ウエーバーのマシンと接触した。そのために8周後インターミディエイトタイヤに換えた際にノーズコーンも交換しなければならなかった。18周後の2回目のピットストップでハードタイヤに換えた。なぜかこの時のピットストップには少し時間がかかったけれど、それでもまた6番手に戻れた。最後のピットストップは1周遅すぎたと思う。またインターミディエイトに適したコンディションになったんだ。天気予報は違うことを言っていたけどね。その後、左フロントに問題があった。
終盤はミハエル(・シューマッハー)よりずっとペースが速く、オーバーテイクしようとしたが、イン側はレーシングラインと比べるとかなり濡れていて、リヤが滑ってしまった。
全体的に見てとてもいいレースだったと思う。自分のレースをし、戦うことができた。このチームでの最後のレースで一緒にポイントを取ることができ、チームのためにも僕自身のためにも嬉しく思っている。
ザウバーではこれまでいい時間を過ごせた。彼らに感謝したい。これから来年に向けてF1のシートを見つけるために努力する。