2014年F1オーストラリアGPの土曜予選で、ケータハムの小林可夢偉は15位を獲得した。
■ケータハムF1チーム
小林可夢偉 予選=15位
僕にとって今年初めての予選にいい形で戻って来られたし、昨日は苦労しただけに素晴らしい形で挽回できてチーム全員にとってもよかったと思います。
昨日はさまざまな問題がありましたが、朝の作業制限時間ぎりぎりまでチームは本当に頑張ってマシンを修復してくれました。そのおかげでFP3で19周を走ることができ、予選で戦うチャンスが得られたのです。
でも正直言うと、あまり周回数を重ねられていないので、マシンを自分の好みにセットアップするという作業が全くできませんでした。ですから、普通の金曜日を過ごせていたら、もっといい結果が出せたはずです。
予選ではいいタイミングで走ることができました。雨が降り出す直前に自己最速ラップを記録できたのです。いいラップではありましたが、金曜にもっと走れていたらもっといいラップを走れたと思います。
それでもQ2に進めたことでチームの努力が報われましたし、シーズン開幕戦でQ2に進出するというのは、このチームにとってどれほど大きな意味を持つのかも分かっています。
明日も晴れたり雨が降ったりという一日になるかもしれません。今日僕らの信頼性は向上していたので、それを維持できれば、めったにないような最高に面白いレースになると思っています。