2012年F1ヨーロッパGPの日曜決勝で、ザウバーの小林可夢偉はリタイア、セルジオ・ペレスは9位だった。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝=リタイア
すごいレースになったけれど、僕はとてもがっかりしている。7番グリッドからいいスタートを切った。すぐにふたつポジションを上げ、1周目のうちにパストール・マルドナドも抜いた。4番手を走り、期待が持てそうだった。14周後の最初のピットストップで、左フロントホイールに問題があった。その後11位になったが、それでもチャンスは十分あった。20周目、前のキミ・ライコネンがブルーノ・セナを抜き、僕はセナのイン側に並んだが、僕の横には壁があり、行き場がなくなり、僕らは接触した。ノーズ交換のためにピットに戻らなければならなかった。セーフティカーが出動した後のリスタートで、フェリペ・マッサとポジションを争った。僕らのマシンは接触し、今度はダメージが大きく、レースを続けられなかった。
セルジオ・ペレス 決勝=9位
難しいレースだった。戦略でかなりリスクを冒し、終盤はタイヤのデグラデーションがとても大きかった。15番グリッドからなら2ポイント獲得はそれほど悪い結果じゃないと思うかもしれないけれど、一番大事なのは予選のパフォーマンスを改善することだ。僕は2戦連続で15番グリッドだった。もっと上のグリッドからスタートできさえすれば、もっといい結果を出せる。