2012年F1第4戦バーレーンGPのフリー走行2回目は、メルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は初日7番手の好位置につけた。
金曜午後2時(現地時間)からのフリー走行2回目は、朝のフリー走行1回目に続きドライコンディションで行われた。
セッションは、ミディアムタイヤを履いた序盤からレッドブルとメルセデスの4台が上位を占め、中盤に向けてソフトタイヤが投入されると、暫定トップのセバスチャン・ベッテルに代わってロズベルグがタイムシートのトップに浮上。2番手以下にマーク・ウエーバー、ベッテル、ミハエル・シューマッハーと続き、5番手にはザウバーの可夢偉がつける。
後半に入ると、トップのロズベルグをはじめ、ウエーバーとベッテルのレッドブル勢、さらに可夢偉らがミディアムタイヤに戻してロングランを実施。一方、ソフトタイヤで走行を続けたマクラーレンはルイス・ハミルトンが4番手、ジェンソン・バトンも可夢偉のタイムを上回り6番手につけた。
結局、このFP2はロズベルグが中盤にマークした1分32秒816のタイムがトップのまま終了。可夢偉も3強のすぐ後ろ、7番手の好位置で初日を終えることとなった。
なお、フォース・インディアは、水曜にチームクルーがデモの一部に巻き込まれたことを重く受けとめ、安全を考慮してフリー走行2回目を欠席するとアナウンス。土曜日のフリー走行3回目から参加し、予選と決勝には出場すると明らかにしている。