フォーミュラワン・チームズ・アソシエーションのファン・フォーラムに出席した小林可夢偉とルイス・ハミルトンが、ファンからのさまざまな質問に答えた。その中で、“ベストオーバーテイカー”であるふたりに、今季のオーバーテイクについての質問がなされた。

 このイベントはF1をファンに身近に感じてもらうためにFOTAが主催しているもので、毎回、チームプリンシパルをはじめとしたチーム主要スタッフやドライバーたちが出席する。

 6月30日、イギリスで開催されたファン・フォーラムには可夢偉とハミルトンが出席し、さまざまな質問に答えた。

 今季の新タイヤ、DRS、KERSの中でドライバーのパフォーマンスに一番大きな影響をおよぼしたのは何だと思うかという質問に対し、可夢偉はDRSだと答えたとpitpassが伝えている。
「DRSはとてもいいシステムだ。シーズン序盤にはこれが安全なのかどうか少し不安を持っていたけれど、2戦ほどすると、このシステムについて理解し始めた。とてもユニークでとても優れたシステムだ。精神的な面ですごく重要だ。これはオーバーテイクのためだけに使うわけじゃない。たとえばバックマーカーがいる時にも使えるんだ。だからとてもすごいシステムだと思う」

「あなたたちふたりはF1の中でも“ベスト・オーバーテイカー”ですが、他のドライバーができない場面であなた方がオーバーテイクできるのはなぜなのでしょう」という質問が可夢偉とハミルトンに対してなされた。

 可夢偉は「去年はオーバーテイクをするには前のマシンにとても近づいて戦わなければならなかったから、とても難しかった。戦略やタイヤを用いて限界までプッシュしなければならなかったんだ。今年は、いい車があればオーバーテイクは楽にできる。僕にとってはオーバーテイクはそれほど大変な仕事ではないよ」と答えた。
 これを受けてハミルトンは「カムイにとっては簡単すぎるぐらいだろうね!」と述べている。

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