ザウバーのシートのひとつがニコ・ヒュルケンベルグに決まり、いよいよ来季に向けたシート争いが白熱しはじめたF1の中団チーム。その中でも日本人ファンにとって最も気になるのが小林可夢偉の去就だ。明日11月7日(木)に発売される『F1速報アブダビGP号』では、可夢偉の去就について、来季は移籍の可能性があると報じている。
7日に発売される『F1速報アブダビGP号』では、ポルトガルのベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス執筆の『F1ニュースの真相』の中で、ヒュルケンベルグの契約とロータスのキミ・ライコネンの残留の結果、「残り少ないシートの争奪戦には、チームに財政的な貢献ができるドライバーでなければ参加できないということだ」と指摘している。
ただ、その「残り少ないシート」の中には「意外にも」ロータスのセカンドシートも含まれているという。一方でザウバーの状況としては、スポンサーからの要求としてメキシコ人ドライバーを起用せざるを得ず、エステバン・グティエレスを乗せる可能性が極めて高いとしている。バスコンセロスによれば、この結果「可夢偉も別のチームでレースシートを探すしかないことを承知しているようだ」とした。
この『F1速報アブダビGP号』では、可夢偉の来季のシートについてロータス、フォース・インディア、ケータハムが候補にあると挙げ、その理由を解説しているほか、中団~下位チームについてもシート争いの状況について解説している。
また、F1速報では多くのファンにとって気になっている可夢偉の去就について、11月22日(木)に発売される『F1速報アメリカGP号』で特集記事を掲載する予定だ。
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