ふたつのグループに分かれセブリングのショートコースで開催しているIZODインディカー・シリーズの公式合同テスト。8日から第2グループのテストがスタートし、チップ・ガナッシのスコット・ディクソンがトップタイムをマークした。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍した佐藤琢磨は、テスト初日5番手と好調の滑り出しを見せている。

 第2グループの初日は、チップ・ガナッシやKVレーシングなど16台が参加。トップは、ホンダ・エンジンを搭載するチップ・ガナッシのディクソン。午前中の2周目で早くも51秒9674と第1グループのベストを上回るタイムをマークした。

「我々は多くのラップを周回しなかったが、クルマは初めからいいバランスだったね。セブリングで速くなろうとしているわけではないけど、セント・ピーターズバーグを万全の状態で挑みたいね」とディクソン。

 2番手には、昨年の王者ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)。午後のセッションでトップタイムを記録するもチームメイトより0.17秒届かなかった。

 今シーズンKVレーシングよりインディカーに挑戦するルーベンス・バリチェロがガナッシのふたりに続き、シボレー・エンジン勢ではトップの3番手。チームメイトのEJ.ビソはタイヤバリアにクラッシュし7番手。トニー・カナーンはペースが上がらず10番手だった。

 初めてインディカーの合同テストに挑むバリチェロは、「私は、まだおもちゃを与えられたばかりの子供だよ。コースに戻ってくることはいいね。今の大きな問題は、タイヤウォーマーなしで走ることと新しいマシンとエンジンでコースを学習しなければならないことだよ。これまではコースを覚えるのも本当に早かったんだけどね」とコメント。

 佐藤琢磨は、マイク・コンウェイ(A.J.フォイト・レーシング)に次ぐ52秒4111を記録し5番手で初日を終えている。

 ロータス勢は、3台が走行しドレイヤー&レインボールドのオリオール・セルビアが12番につけている。

 また、昨年ドレイヤー&レインボールドから参戦していたアナ・ベアトリスが第1グループでテストしていたアンドレッティ・オートスポーツのジェームス・ヒンチクリフのマシンを使用し、テストに参加している。

 セブリングでのインディカー公式合同テストは、9日に最終日を迎える。

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