WTCC世界ツーリングカー選手権日本ラウンドにサンレッドSRレオン1.6Tで参戦した吉本大樹が、レースと週末について振り返った。

 今回のWTCC鈴鹿戦では、サンレッドからSRレオン1.6Tで参戦が決まり、スーパー耐久とのダブルエントリーという状況ながら着々と準備を整えてきた吉本。しかし走りはじめから、「持ち込んだ状況からアンダーで、それは改善できると思っていたんですね。走りはじめからデフに異常な数値が出ていたりしたので、翌日は仕切り直しかと思っていたんですけど、全然良くならなくて。ちょっとオーバーに振るとかなりオーバーになってしまうし、その中でもアンダーは常にあって、アクセル踏むと2車身くらいアウトにいたり……」と厳しいアンダーステアとエンジンのパワー不足に悩まされることとなってしまった。

 迎えた決勝レース1では、1〜2コーナーでのアクシデントに巻き込まれフロントを破損。「一度ハンドル切ったら終わってしまった」と悔しがった。レース1のうちにマシンを修復しコースイン。レース2に臨むこととなった。

 しかし、レース2でもアンダーステアの状況は消えず、また「他のセアト勢に比べると9km/hから10km/hくらい遅い状態」という中で単独走行を強いられてしまうことに。「フックやストレート、コークスクリューとどんどんパンチを打っていきたかったんですけど、腕を縛られてるみたいにレースできなかった」と苦い表情で振り返った吉本。レース1はリタイア、レース2は17位という成績となった。

 同時参戦したスーパー耐久でも、ギヤボックスやエンジン、フューエルポンプとトラブルが多発し、「不完全燃焼というか……。かなりストレスでしたね。とにかく一度もちゃんと走れていない」と語る吉本だが、「すごく充実してはいたんですよ。WTCCというレースとはかけ離れていなかったし、出られたことで見えた部分もある。全然戦えると思いましたね」と手応えを得た様子。

「今年着たレーシングスーツ、今年だけってのはもったいないので、今年ついてもらったトリプルA出版さんに来年もついてもらって(笑)、リベンジしたいですね」と来年のリベンジに向け意欲を燃やしていた。

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