スーパーGT第6戦SUGOの決勝レースで、GT300クラス優勝を果たしたVivaC 86 MCの土屋武士/松井孝允が、決勝の戦いを振り返った。

●VivaC 86 MC:GT300クラス決勝優勝
土屋武士
「チェッカーを受けた瞬間はこれまでに感じたことのない喜びで、ウイニングラップはゆっくりと走ろうと思っていました。ウイニングラップ中はあまりにも嬉しかったので、こんなにことはもう味わえないとも思い、『これでドライバーは辞めようかな』なんて考えていたりしました(笑)」

「今日もトラブルと戦いながらのレースになりました。実は、前戦の鈴鹿の時には『サーキットには行きたくない』とも思ったくらい追い詰められたこともありましたが、チームを応援してくれている“サポーターズ”の存在が非常に大きくて、また頑張ろうという気持ちにさせてくれますし、支えてくれる仲間がいることはすごく幸せに感じました」

「次戦に向けては、今日の決勝でも発生した問題を解決しないといけないです。走っている最中に勝手にシフトアップしてしまう問題が、鈴鹿、SUGOとずっと出ているので、次までには解消したいですね。そのためには費用の面もそうですが、相当手を加えなければいけないと思っています。次のオートポリスまでには少し時間もあるので、まずは前戦から酷使してきた体を労ってから、トラブル解消に頑張りたいと思います。またできるなら、データロガーなどセンサー類を購入してデジタル化も図りたいですね」

●VivaC 86 MC:GT300クラス決勝優勝
松井孝允
「僕は今年、スーパーGT初参戦なので、優勝できて嬉しく思っています。この優勝は、SUGOがマザーシャシーにあっていたのと、ヨコハマタイヤさんがいいタイヤを作ってくれた結果だと思います。ただ、今回はスタートから無線が使えないトラブルが発生してしまい、タイヤのピックアップもありました。セーフティーカーが入ったときは、(無線が壊れていたので)チームからはホワイトボードで“OPEN”とだけ指示されたんです。これは、『ピットオープンになったら戻ってこい』ということなのかなと推測しました。普段からチームとコミュニケーションを取ることができているので、それが良かったのだと思います」

「土屋選手に代わってからは、経験のあるドライバーなので、その面では安心して見ていました。ただ、クルマの面ではトラブルを抱えていたので、その点はチェッカーを受けるまでは不安に感じていました。でも、チェッカーを受けた瞬間はこれまでに感じたことのない嬉しさがこみ上げてきましたね」

「次のオートポリスではレギュレーション上、ウエイトが半分になるので、恐らく35kgぐらいになると思います。マザーシャシーはストレートがライバル勢に比べると厳しいので、富士ほどの差は出ないとは思いますが、後半の上りセクションでパワーのあるFIA-GT3勢について来られると、メインストレートでは厳しくなるかもしれません。次戦はそこも考えて、勝ちを狙っていきたいですね」

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