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スーパーGTニュース

投稿日: 2011.11.24 00:00
更新日: 2018.02.16 06:14

坂本祐也&#86ランボ、JAF GPは3位を争う展開に


JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP 2011
2011 November 11 Fri, /12 Sat, /13 sun Fuji Speedway
Race Report : Yuya Sakamoto

 わたくし、坂本祐也は、2011年SUPER GTシリーズへ、昨年に引き続き、Team JLOC(Japan LamborghiniOwner's Club)から、カーナンバー86、JLOC ランボルギーニRG-3のドライバーとして参戦しております。パートナーは過去にGT300クラスシリーズチャンピオンを獲得した実績を持つベテランの青木孝行選手です。

 Team JLOCに加入させていただき、今年で3年目となります。初優勝を目指して、日々精進して取り組んでいく所存でございます。

 今シーズンの参戦にあたり、Team JLOCをはじめ、多くの皆さまのサポートに感謝申し上げます。そして今後とも引き続きご支援、ご指導を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

坂本 祐也 Yuya Sakamoto

チームエントラント名 : JLOC
車名 : JLOCランボルギーニRG-3
カーNO. : 86
ドライバー : 坂本 祐也 青木 孝行
タイヤ : YOKOHAMA

予選
 スプリントカップは、通常のシリーズ戦とは異なり、1名のドライバーが100kmを走るスプリントレース。金曜にRACE1、RACE2 の予選をそれぞれ行い、決勝のグリッドを決める。

 午前のフリー走行では、雨量の多い中、ウェットコンディションでの走行となった。今回持ち込まれたタイヤはミディアムコンパウンドの一種類のみ。低い路面温度にタイヤの発熱が遅く、グリップするまでに時間を要してしまう。終了後、この点を踏まえ、タイヤのグリップを最大限引き出せるよう考慮し、マシンセットを変更した。

 迎えた午後の予選。ウェットコンディションは変わらず、全車ウェットタイヤでのアタックとなった。タイヤの発熱に時間がかかってしまうため、午前のフリー走行で履いたタイヤでアタックを敢行。20分間の予選をフルに使い、タイムを徐々に削っていった。終了間際、雨量が若干弱まったコンディションで、各車一斉にタイムアップ。その時点で8位につけていたが、リヤタイヤのグリップダウンもあり、タイム更新はならず。最後に逆転を許し、10位でスプリントカップRACE1の予選を終えることとなった。

決勝
 前日の予選とはうって変わり、ドライコンディションで迎えた決勝。シリーズ戦には無い、スタンディングスタート。一瞬出遅れるものの、ガイヤルドの5リッターV10の大排気量に物を言わせ、1コーナーまでの加速で2台を交わす。スタート直後の競り合いにも勝ち、オープニングラップは10位スタートから、7位にポジションをあげた。

 トップと2番手のマシンはそれぞれ後続を突き放しにかかるが、3番手争い以降のマシンは集団となり、その座を果敢に狙う。6番手を走る15号車のポルシェはストレートが速く、逆にインフィールドではこちらに分があるようで、序盤は等間隔でレースを進めた。5周を過ぎたあたりでそれまで3位を走っていた僚友、88号車のランボルギーニのペースが落ち、後続との差も一気に縮まる。ここから中盤に掛けて、7位までのマシンの激しいバトルが繰り広げられた。お互いに順位を入れ替えながら、3位の座を争う。レースの真ん中となる12周を過ぎ、その時点で6番手の位置に着けていたが、左フロントタイヤが急激にグリップダウン。右コーナーでアンダーステアとなり、ペースダウンを余儀なくされてしまう。前日のウェット路面から、ドライ路面へ変わり、ラバーも載っておらず、タイヤへの攻撃性が強い中、序盤からの激しいバトルもあり、タイヤへの負担も相当大きかったようだ。その後は順位キープをするのにも精一杯の状態となり、防戦するものの、9位でチェッカーを受ける事となった。序盤のペースは非常に良く、上位入賞も見えていただけに悔しい結果となってしまった。


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