2012年からDTMドイツツーリングカー選手権に参戦するBMWが、今季のチャンピオンシップリーダーであるブルーノ・シュペングラーをメルセデスベンツから移籍させるのではないかと英AUTOSPORT誌が報じている。
来季からBMW M3 DTMとともにDTMに復活を果たすBMWは、参戦発表時から、新規参戦に向けてDTMの経験が深いフロントランナーを起用したい考えを示していた。英AUTOSPORTは、すでにシュペングラーとBMWの間には契約が結ばれている状態だと報じている。
すでにBMWはWTCC時代からBMWワークスドライバーとしているアウグスト・ファルファス、アンディ・プリオールのふたりをBMW M3 DTMの開発ドライバーとして契約しているが、もしシュペングラーがその陣営に加われば、BMW M3 DTMの開発には大きなプラスになるだろう。
当のシュペングラーはこの噂に対し、「噂は噂だよ。あと数レースもすれば来年のことを話せると思うが、今はコメントできない」と回答している。
シュペングラーは2005年から一貫してメルセデスベンツ陣営で活躍。今季はすでに2勝を挙げ、チャンピオンシップをリードしている。