7日、マルシャF1チームは、スペイン出身の女性ドライバー、マリア・デ・ビロタとテストドライバー契約を結んだことを発表した。
元F1ドライバー、エミリオ・デ・ビロタの娘マリアは、これまでスペインF3、デイトナ24時間、ユーロシリーズ3000、スーパーリーグ・フォーミュラなどさまざまなカテゴリーに参戦した経験を持つ。
また昨年8月には当時のロータス・ルノーのサポートのもと、ポール・リカールにおいてルノーR29でF1マシンを初めて経験し、300km以上を走行している。
デ・ビロタは今回の契約により、今年のアブダビでの若手ドライバーテストでMR01をドライブすることも決定している。
「今年マルシャF1チームのテストドライバープログラムに加わることができてとても嬉しい」とデ・ビロタはコメントしている。
「F1チームと密に協力して働き、キャリアを推し進める助けになる重要な経験を得られる、素晴らしい機会です。今年終盤にはアブダビテストで新しいマシンを走らせることができます」
「これからチームと行動を共にします。来週末の開幕戦でチームと一緒に働けるのが楽しみ。F1レースにステップアップするという将来の目標のために役に立つはずです」
「マリアを我々のテストドライバープログラムに迎えることができ、喜んでいる」とマルシャのチームプリンシパル、ジョン・ブースは述べている。
「これによって彼女はF1チームの環境の中で多くの経験を得ることができ、それが彼女の今後のキャリアにおいて役に立つはずだ」
「マリアには今年終盤にF1マシンをテストし、さらなる実績を積む機会を提供する」