ロータスで2年目を迎えるロメイン・グロージャンが、2013年はタイトル争いよりも一貫性と忍耐強さを見せることに焦点を置いていると語った。
ヘレステストの前半2日間を担当したグロージャンは、2日目の走行で初日トップのジェンソン・バトンを上回る好タイムを記録、幸先の良いスタートを切った。
グロージャンは昨年、レースのスタート直後にアクシデントを多数引き起こし、スパのクラッシュでは一戦の出場停止を言い渡されたほか、マーク・ウエーバーと絡んだ日本GPでは「1周目の狂人」とまで呼ばれ、その影響は少なからずチームとの契約に影響を与えた。
彼は今季、新車E21が秘めるポテンシャルにも冷静さを保っている。
「タイトルが僕の目標じゃない」と、彼がAuto Motor und Sportに語ったと、Motorsport.comが伝えている。
「2013年は特に一貫性を重視したいと思っている」
「僕自身に速さがあることは分かっているんだ」
「だけど、状況によっては忍耐強くいかなければならないね」