IZODインディカー・シリーズ第15戦ケンタッキー予選。先週に続いて1.5マイルオーバルに挑んだロータス/KVレーシングの佐藤琢磨は、216.265マイルをマークし14番手だった。

IZODインディカー・シリーズ
第15戦ケンタッキー
予選:14番手 49秒2728(216.265マイル)

 1時間走れるはずだったプラクティスで雨が降り、30分しか走れなかったため佐藤琢磨はケンタッキー・スピードウェイの予選に準備万端で臨むことはできなかった。しかし、琢磨の予選順位は27台出場のちょうど真ん中の14番手と、決して悪いものとはならなかった。
 
 サイドボッド後方の空力デバイスを外すなどしてダウンフォースを削ったマシンで琢磨は予選アタックへと出て行った。今回も計測は2周連続で、琢磨は49秒2728=平均時速216.265マイルを記録した。ポール・ポジションは48秒8958=同217.933マイルをマークしたエド・カーペンター(パンサー/ビジョン・レーシング)のものとなり、。琢磨のチームメイトではマリオ・モラエスが49秒1335=同216.879マイルで7位に食い込んだ。

Q:今回の予選の満足度は?
琢磨:うーん、午前とだいぶコンディションが変わっていましたね。今まで走った予選の中では、バランス的には結構苦しんだかな?

Q:やっぱり、朝のプラクティスが雨で短くなってしまったことが影響しましたか?
琢磨:そうですね。プラス、気温と湿度が午前中のものとは大きく変わっていたので、その辺りでもろに影響を受けてしまってました。朝は霧雨も降ったから、湿度がかなり高かった。そういったコンディションの違いからクルマのバランスがだいぶ変わって、スピードが伸び悩んだんだと思います。

Q:レースに向けては、ウォームアップセッションがまだありますが、ケンタッキー・スピードウェイのコース形状などから、どんなレースになると予想していますか?
琢磨:カンザスに近いと思います。なので、プラクティス2がちょっと時間延長されるということなので、そこでマシンを良くしたいですね。予選ではバランスが合わなかったので、そこを合わせていって、明日に向けた準備をしたいです。

Q:先週のシカゴランドに続いて1.5マイル・オーバルなので、同じ雰囲気のまま戦い易いムードという印象はありますか?
琢磨:そうですね。2戦続けて、基本的に似たような形状のコースなのでね。ただ、コースの特性はというと、ケンタッキーとシカゴはちょっと違うんですよ。今週の方がバンピーなので。でも、どうだろうなぁ? シカゴほど大集団で……というレースにはならなそうですよね。スロットルをリフトして行く走りが必要になるので、その面では結構難しい戦いになるでしょう。風向きとかの影響も考えながら走らないとならないと思います。

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