IRL第4戦、4月16日金曜日に行われた2回目のプラクティスでは、佐藤琢磨は13番手というポジション。マシンの仕上がりは「あと一歩」で、完璧に仕上がればコースへの習熟度も飛躍的に上がるという。

IZODインディカー・シリーズ 2010 第4戦
ロングビーチ
●プラクティス2:13位
「タイムは上がって来てるんだけど、やっぱりもうちょっと上を見たい」

Q:プラクティス2回目、1回目から進歩させることができたようですね?
琢磨:うーん、どうだろう? もうちょっとですね。明日の予選は大丈夫だとは思うけど、走行初日は思ってたようにうまくは進まなかったかな?

Q:ラップタイムは1分12秒6696から1分11秒3858へと大きく向上しましたが? 順位は1回目が19番手で、2セッション目は13番手でした。
琢磨:タイムは上がって来てるんだけど、やっぱりもうちょっと上を見たいじゃないですか。それに、タイム以上にクルマのフィーリングっていうのかな? バランスだったり、グリップ感だったりというものが今日は乏しかった。

Q:午後は暑くなっていて、路面コンディションが悪くなった面もあったんですか?
琢磨:いや、それはないです。暑さで多少路面温度が上がったりとかはあったんだろうけど、やっぱりラバーが乗って来てるので、路面コンディションはプラクティス1回目よりも2回目の方が良くなっていたし、暑さでそれが大きく変わるということはなかったですね。

Q:午後のプラクティスについては、自分が届かせたかったレベルまでマシンなりドライビングなりを到達させられなかったという感じですか?
琢磨:そうですね。クルマももう一歩、バランスというか、方向性がまだ完全に決まってないみたいな感じで、ちょっと今夜は色々とやらなきゃいけないと思う。

Q:KVレーシング・テクノロジーの3カー体制はどうでしょう? 3戦目の今回はこれまでよりもうまく機能していますか? 仕事を分担し、有効なデータを集めるという点ではいかがですが?
琢磨:どうだろう? まだパドックに帰ってみないと他の2台が今日のセッション2回でどういう方向に行ったのかがわからないんですけど、スタートのセットアップは3台が似たようなものだったから、そういう意味ではお互いにデータを比べやすいと思います。

Q:ロングビーチに関して、自分のコースに対する習熟度を自分でどう評価してますか? 2セッションではまだまだ自信を持つためには足りないとは思いますが?
琢磨:まぁ、完璧ではないですよね。でも、最初のセッションを慣熟みたいなことに費やして、第2セッションではストレートにテストプログラムに入ってってます。やっぱりコースの習熟はクルマによるところも大きいですからね。クルマがシッカリとグリップ感があってバランスが取れてるとコースの習得もあっという間にできるんだけれど、クルマが常にグリップ感が乏しくてフラフラしていると、コースもなかなか習得ができない。そういう意味で今日は結構難しいセッションになってましたね。でも、これまでもそういう感じでも予選までには復活できてるんで、明日の朝には大きく前進できると思ってます。そうできるように頑張ります。

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