IZODインディカー・シリーズ第11戦の予選で、13番手タイムをマークした佐藤琢磨(ロータス/KVレーシング)が、予選について語った。琢磨は「次のステージに進めていれば、もっと良くして行くことができたと思います。それだけに悔しいです」と悔しがっている。

佐藤琢磨(ロータス/KVレーシング・テクノロジー)
IZODインディカー・シリーズ第11戦 エドモントン
予選:1分01秒9181 13番手

 走行初日が5番手、予選直前のプラクティスでも10番手のタイムをマークしていた佐藤琢磨は、予選ではファイナルステージへの進出を想定していた。

 ところが、プラクティスの最後に喫したスピンでエンジンが逆回転し、それによるダメージが心配されたため、KVレーシング・テクノロジーは予選前のエンジン交換を決意。予選後にエンジンを交換した場合には獲得していたグリッドを手放し、最後尾スタートを余儀なくされる。それでは予選でのパフォーマンスが完全な無駄となってしまうからだ。

 エンジンを交換したマシンは、サスペンションの取り付けなどがエンジン交換前と完全に同じにはならない。それでも琢磨はレッドタイヤで果敢にアタックし、予選グループステージ終盤に、好タイムを連続して記録した。しかし、あと一歩届かず、グループ1の7番手となってトップ12への進出はならなかった。

 ファイナル進出を果たしてトップ6グリッドを競うはずが、まさかの第一ステージでの敗退。琢磨のエドモントンでのスターティンググリッドは13番手と決まった。

Q:1分1秒台を3周も叩き出したのに、第1ステージの第1グループで7番手になってしましいましたね。
琢磨:走り出しの時点で履いていたブラックタイヤであんまり感触が良くなくて、レッドにしてからはだいぶリカバーをできていたと思うんですけど、もうちょっと足りなかったですね。バランスもそんなに悪くなかったんだけど、全体的にクルマが滑っちゃう感じはありました。

Q:セッション終盤は連続して激しいアタックをしていましたね。
琢磨:自分としては精一杯やりました。あのコンディションのあの時点では精一杯だっただけに、今回の結果は凄く残念です。

Q:レッドタイヤでのマシンはとてもフィーリングが良かったんですね?
琢磨:そうです。ブラックタイヤでそういう状態に持って行って、レッドでスピードを出し切れたと思ったんですが、周りに比べてちょっと足りなかったですね。

Q:アタックを連続して行っていた中で、1周スローダウンして、セッション終了ギリギリに最後のアタックを敢行していましたね? タイヤを休めることでグリップは戻って来ましたか?
琢磨:タイヤの性能が戻って来る可能性に賭けて、1周ペースを落としたんですけど、あとコンマ1秒足りなかったですね。凄く悔しいです。路面が見るからにどんどん良くなって行ってました。最初の時点ではKVレーシングの中でのベストラップだったので、次のステージに進めていれば、もっと良くして行くことができたと思います。それだけに悔しいです。

Q:結果論になりますが、レッド装着でのアタックのタイミングを少しだけでも遅くしていたら、タイムを出し易い路面コンディションになっていたということですか?
琢磨:可能性としては、もちろんそれはあります。

Q:当然リスクも大きくはなりますが。
琢磨:そうですね。そこは難しいところです。

Q:決勝に向けてのマシンは、どうでしょうか?
琢磨:予選までで色々と確認はできています。また明日のウォームアップセッションは路面が悪いことが考えられます。そして、レース中は今日の予選と同じような路面コンディションになって来ると思います。その状況にマシンを合わせるのは決して簡単ではないですけど、やれるだけのことをウォームアップでやって、決勝に臨みたいと考えています。

本日のレースクイーン

阿比留あんな阿比留あんな
2025年 / スーパーGT
WinG
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円