2月5日〜6日の2日間、富士スピードウェイでニッサンGT-RニスモGT500が2台、レクサスRC-Fが1台参加し、テストが行われた。
5日〜6日の2日間で行われた今回の富士テストに参加したのは、1台が12月のセパンテストで走行したGT-R開発車の230号車。この車両をのぞく2台は今回が初走行で、MOLAの46号車のGT-R、そしてLEXUS TEAM SARDの39号車レクサスRC-Fがシェイクダウンとなった。
しかし、5日の富士スピードウェイは4日の午後から降り出した雪が積もった影響でほとんど走行することはできず。午後に数周を行った程度となってしまい、6日もコースサイドに雪が残る中での、ある意味季節を感じさせるテストとなった。
今回のテストで走行した3台にはそれぞれ外観上特徴があり、GT-R開発車の230号車は9月で富士で行われたテスト同様、フロントバンパー左右にボックス状の構造物を装着。また、幅広で薄いリヤウイングを装着し、富士仕様と思われるエアロとなった。
一方、MOLAの46号車は2013年までメインスポンサーだったS Roadのロゴが貼られ、ミシュランタイヤを装着。230号車同様幅広のウイングをつけ、バンパー左右にも張り出しが見られるが、230号車の形状とはまったく別。この周辺はカムフラージュされているが、整流板のようなものや、新しい開口部も見られた。
さらにレクサスRC-Fの39号車にも初めて幅広のリヤウイングが装着され、これまでとは異なる印象となった。また、GT-R同様フロントバンパー左右に富士仕様と思われる張り出しが装着されているのが確認できた。
雪のため2日目の走行は午後が大きく延長され、230号車GT-Rは松田次生が、46号車は柳田真孝がステアリングを握っている。また、39号車は石浦宏明とともに、オリバー・ジャービスがドライブしている。
なお、ホンダ勢は同様の日程で、鈴鹿サーキットでテストを行った。