鈴鹿サーキットのモータースポーツファン感謝デーの中で2日、今季スーパーフォーミュラを戦うSF14がレースを模したデモランを披露した。

 今回のモータースポーツファン感謝デーでスーパーフォーミュラは、初日に公開シェイクダウンテストを行ったほか、2日目にも公開テストを実施。全マシン、全ドライバーがテストに参加していた。

 そんな中、ファン感謝デーの2日目に行われた『スーパーフォーミュラ オープニングラップ』では、今シーズンを戦う19名のドライバーがグランドスタンド前に集結。詰めかけたファンに向けて、ひとりずつ今季の意気込みを語り、グリッドについたそれぞれのマシンに乗り込んだ。また、ドライバーらの挨拶の最後には、JRPの会長を務める中嶋悟監督が登壇。「世界と並べても決して恥じないメンバーで今シーズンを戦っていくことになります。ぜひ4月の開幕から熱い声援をお願いします」と語った。

 その後、本番のレース前さながらに、フォーメーションラップ開始までの時間がカウントされた後、各マシンが一斉にフォーメーションラップへ。残念ながら塚越広大(HP REAL RACING)と中山友貴(TEAM無限)はマシントラブルにより不参加となったが、その他のマシンはフルコースを1周した後、ローリングスタートから3周のデモランを行った。

 中でも、先頭を走っていた山本尚貴(TEAM無限)と、そのすぐ後方を走行していた中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)は、レースさながらの接近戦を展開。最終周の1コーナーで一貴が先行すると、山本も後方から前を窺う走りを見せた。ただ、最後は2台が横並びになる形でフィニッシュラインを通過。集まったファンに、今季スーパーフォーミュラで展開されるバトルを想像させる一幕を披露した。

 その後、スーパーフォーミュラのデモランに続いて『2&4セレモニー』と題されたパレードランも実施。スーパーフォーミュラのマシンと全日本ロード選手権のJSB1000クラスを戦うマシンが同時にコース上に姿を見せ、2輪と4輪の国内最高峰カテゴリーのマシンがコース上で競演する、普段ならありえない光景も見ることができた。

 また、この2&4セレモニーでの走行に先立って、山本と、昨年のJSB1000王者の中須賀克行がファンに向けて挨拶。山本は「先ほどスーパーフォーミュラの模擬レースが行われましたが、本番はもっと速いスピードで戦います。ぜひサーキットに足を運んで応援して頂きたいなと思っています」と、スーパーフォーミュラの魅力をアピールし、応援を呼びかけた。

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