モータースポーツを撮影するプロカメラマンの協会、日本レース写真家協会(JRPA)は、2013年の「その年一番のフォトジェニック」を選ぶ『JRPA AWARD 2013』の大賞として、スーパーフォーミュラの今季チャンピオンを獲得した山本尚貴を、特別賞として二輪から加賀山就臣を選出した。

 このJRPA AWARDは記録や戦績だけではなく、その競技においていかにフォトジェニックで、フォトグラファーの写心をくすぐる存在であるかで決定する。競技スタイルや立ち振る舞いが魅力的であり、常に話題や撮影機会を提供し得る存在であり、「いかに『アツく』してくれるか」という視点で選ばれる賞だ。

 対象者はドライバーやライダーだけでなく、マシンやサーキットなどが選ばれることも。そんな中、昨年の中嶋一貴に続き大賞はスーパーフォーミュラの年間チャンピオンから選ばれた。山本の大賞受賞の選考理由としてJRPAでは、「SF最終戦でみせた奇跡の逆転ポールポジションに始まり、神がかり的な決勝でのレース運びは今年一番の印象に残る激しいバトルを撮影させてくれた。ファンはもちろん我々に接する紳士的で協力的な態度も素晴らしく、JRPA写真展やMSJでも多大な協力をしてくれた」としている。

 一方、特別賞には二輪から加賀山が選ばれた。こちらの選考理由は「自身のチーム『チームカガヤマ』として鈴鹿8耐に参戦。チームメイトに元500cc世界チャンピオンのケビン・シュワンツ選手と、他メーカーのマシンで世界で活躍する芳賀紀行選手という常識を超えたライダーを招集。今年の8耐の話題を独占してシャッターチャンスを提供してくれた」となっている。

 ただ写真を撮影するだけでなく、こうしてJRPA AWARDを選出したり、イベント時にはファン向け撮影サービスを行ったり、写真展を開催するなど、JRPAは日本のモータースポーツ振興のためにさまざまな活動を展開している。14年1月18日から28日にも、六本木のAXIS GALLERYにて写真展『COMPETITION』が開催される予定だ。

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