28日、2013年の全日本選手権スーパーフォーミュラのチャンピオンを獲得したTEAM無限の山本尚貴が、栃木県宇都宮市の佐藤栄一市長を訪問。市長特別賞を授与された。
山本は宇都宮市出身で、作新学院を卒業。宇都宮市で育ってきたドライバーだ。F3時代には地元のタウンナビサイト『栃ナビ!』でコーナーを持つなど、地元から熱い支援を受けてきた。
そんな山本は、今季スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿で、大逆転で初勝利&チャンピオンを獲得。その活躍を祝い、宇都宮市長から市長特別賞が授与されることになったのだ。
佐藤市長と、宇都宮市のマスコット『ミヤリー』のもとを訪れた山本には、賞状とメダル、そして副賞として宇都宮の名物、餃子100人前がプレゼントされた。
「宇都宮愉快市民というものに任命していただいたのですが、その担当の方から、ぜひ賞を贈らせて欲しいと言っていただきました。レースを見てくださっていたこと、こうしてチャンピオンを獲ったことに対して評価いただいたのがすごく嬉しかったです」と語る山本。
「市長からは、宇都宮市民として今回の成績はすごく嬉しいし、感動したと言っていただきました。これからも宇都宮市民のためにも頑張って欲しいと言われて、またモチベーションが上がりましたね」
気になるのは、副賞の宇都宮餃子100人前。送り先を指定すればいつでも届くようにはなっているとのことだが、100人前もの餃子をどうする気なのだろうか?
「お世話になったチームの皆さんに配りたいと思っています。でも、単純に100人前と言っても1人前が6コらしいので、どう来るのか想像もつきません(笑)。宇都宮らしいですよね」と山本は笑った。
「でもチャンピオンを獲るとこうして評価していただいて、表舞台に出ることができる。しっかり結果を残すことが大事なんだな、と改めて感じましたね」