今週、クリスチャン・クリエンは、スペインチームとともに2010年シーズンフィナーレの地となるアブダビに旅立った。Motorsport.comが報じている。
クリエンは、先のシンガポールに続きブラジルでも山本左近の代役として今季2度目のレース出場を果たした。だがチームは前回とは違い、今回は交代の理由を一切明かしていない。
代表のコリン・コレスは、グリッドへ向かう途中にマシンがストップするハプニングに見舞われながらも、無事にレースを完走したクリエンを次のように賞賛している。「彼はたやすく他の新規チームのペースについていった」
しかしながら、クリエン自身はアブダビでも再びレースシートを得られるかは確信がないと語っている。
「そうだといいね、だけど何も聞いていないんだ」
クリエンは、来季HRTがウイリアムズからギヤボックスの供給を受けることや、新たな投資家が加わったというニュースを歓迎している。チームの来季マシンはトヨタの2010年モデルになると見られている。
「いずれにしても、2011年のチームは魅力的な雇い主になりそうだよ」
