WEC世界耐久選手権第6戦富士で、LMP2クラスの予選3番手を獲得したゲイナー。プライベートチームとしては唯一の“日本チーム”として参戦しているが、ドライバーの平中克幸は「チームの作戦がうまくいった」と満足げな表情を浮かべた。

 スーパーGT300クラスで毎年のようにチャンピオンを争っている強豪チームのゲイナーは、ル・マン24時間への挑戦を模索し、このWEC第6戦富士にザイテックZ11SN・ニッサンを使用するグリーブス・モータースポーツとコラボレーション。スーパーGTでも同チームに所属している平中克幸/ビヨン・ビルドハイム/植田正幸のトリオで富士に挑んだ。

 初日から好タイムをマークしてきた27号車ザイテック・ニッサンは、迎えた公式予選で平中とビルドハイムをアタッカーに据え、初挑戦ながら3番手に。好位置から明日の決勝を迎えることになった。

「LMP2は運転していてけっこう面白いですね。ハイスピードコーナーはかなりダウンフォースが効くのでドライブしていて楽しいし、フォーミュラカーに限りなく近い動きをしていると思います。すごく楽しんで運転できています」と予選後、初めてのプロトタイプの感想を語った平中。

 予選では平中が最初にステアリングを握りコースイン、ビルドハイムに交代するシフトをとったが、「自分はもう少しタイムを上げたかったんですが、ブレーキングからターンインのところで掴みきれないところがあって、思うようにタイムアップできなかった」と振り返る。

 しかし、ビルドハイムが好走をみせ3番手に。「チームの作戦でもあったんですが、それがうまくいって3番手を獲得することができました。チームも喜んでくれていますし、初めてのレースとしてはすごく良かったですね」と喜んだ。

 ゲイナーは過去に童夢とコラボレーションしル・マン挑戦を果たしたこともあったが、日本の誇る強豪として、再びル・マンへの道に挑む。このWEC富士はその緒戦だけに、好成績で終わりたいところ。

「もちろん3番手からのスタートなので表彰台は全然狙える力はあると思っています」と決勝での表彰台獲得を目指し平中も気合が入っている様子。

「6時間は長いので、しっかりとミスなく、自分の仕事をしっかりとして、3人のドライバーが力を合わせれば表彰台はいけると思います」

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