ミハエル・シューマッハーが、モンツァでフェラーリと今後についての話し合いを行うことを、マネージャーが認めた。しかしそれが、コンサルタントとしての役割についてのものなのか、レースドライバーについてのものなのかは明らかになっていない。

 フェリペ・マッサの代役としてF1復帰を果たす予定だったシューマッハーだが、2月にバイクでのアクシデントで負った怪我の影響でその話は流れた。しかしこれをきっかけにシューマッハーがF1復帰を真剣に考え始めたのは事実のようで、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロも、来年F1で3台体制の参戦が認められればシューマッハーを乗せたいと述べている。

 現在フェラーリでスペシャルアドバイザーを務め、年間500万ユーロのサラリーを得ているといわれるシューマッハーは、将来的な復帰の可能性を否定してはいない。そして今回、マネージャーのウィリー・ウエーバーが、イタリアGPの週末にチームとの間で話し合いが行われることを認めた。
「モンツァで関係者すべてがテーブルに着く」とウエーバーはドイツのビルト紙に対して述べている。
「再び話し合いを行うため、久しぶりに平和的な会合を持つ」
「(レースに復帰したいかどうかは)ミハエルの問題だ。彼は長年世界で最も危険なスポーツのひとつに参戦してきた。自分にとっていいことかどうかは自分が一番わかっているだろう」

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