前戦イタリアGPからF1復帰を果たしたイタリア人ドライバーのビタントニオ・リウッツィに脱税の疑惑が浮上している。
ロイターによれば、リウッツィはイタリアを頻繁に訪れているにもかかわらず、海外での居住を主張して税金を支払わなかったことを調査されているという。この問題は、同じイタリア人のサイクリスト、ダビデ・レベリンなどにも同様の疑惑がかけられており、警察によれば全体でおよそ5億ユーロ(約660億円)が海外にあると言われている。
2年前にはMotoGP王者のバレンティーノ・ロッシが当局の調査を受けた結果、3500万ユーロ(約46億円)を支払ったこともある。
リウッィは過去2シーズンに渡りイギリスのシルバーストンに拠点を置くフォース・インディアのテストドライバーを努めており、それ以前もイギリスに拠点のあるレッドブルとイタリアのトロロッソにそれぞれ在籍していた経緯がある。
