29日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急でJAF日本自動車連盟のモータースポーツ表彰式が行われ、全日本選手権の各シリーズのチャンピオン、上位ランカー、FIAインターナショナル・シリーズのスーパーGTの上位3チームのドライバーらが顔を揃えた。

 毎年、各全日本選手権のシリーズが終わった後に開催され、イベント直後の表彰から改めて上位ランカーが表彰されるこのJAFモータースポーツ表彰式。全日本ダートトライアル、全日本ジムカーナ、全日本ラリー、全日本カート、全日本F3、そして全日本選手権スーパーフォーミュラ、スーパーGTの各上位ランカーが、レーシングスーツからスーツ、ドレスに着替え、セルリアンタワーに集った。

 そんな中、スーパーGT300クラスではGAINERのビヨン・ビルドハイムとGSR & Studie with Team UKYOの片岡龍也が欠席したものの、チャンピオンを獲得した無限CR-Z GTの武藤英紀/中山友貴のふたり、熊倉淳一監督が出席。トロフィーを受け取った。

 また、GT500クラスはPETRONAS TOM'S SC430の中嶋一貴とジェームス・ロシターのふたりがWEC第8戦バーレーン参戦のため欠席したが、チャンピオンを獲得したZENT CERUMO SC430の立川祐路/平手晃平のふたりは、揃ってマシンカラー同様のレッドのネクタイを締め登場した。

 表彰式の最後に行われたのは、スーパーフォーミュラの表彰。アンドレ・ロッテラー、ロイック・デュバル、一貴はWECのため欠席だったが、今季大逆転でチャンピオンを獲得した山本尚貴が登場。笑顔でトロフィーを受け取った。

「こういった場を用意していただいたり、多くの方にお祝いの言葉をいただいて、やっとチャンピオン獲得の実感が湧いてきました。たくさんの経験をしてきて、それがすべて糧となってこうしてチャンピオンを獲得できました。今まで支えて下さった皆さん、応援して下さった皆さんのおかげだと思います」と山本はコメントを残した。

 表彰式後、第2部としてパーティが行われ、その場では日本フォーミュラ3協会、GTアソシエイション、日本レースプロモーションから各シリーズのドライバーにシリーズからの賞が改めて授与された。

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