ウイリアムズのチーフオペレーションズエンジニア、マーク・ジランが、ウイリアムズの技術体制が一新され、チーム復活を目指すための環境が整ったと述べた。

 昨年、F1キャリアの中で最も低迷したシーズンを送ったウイリアムズは、技術体制の再編を行ってきた。昨年テクニカルディレクターのサム・マイケルが離脱、今年は同ポジションをマイク・コフラン、空力責任者をジェイソン・サマビル、チーフオペレーションズエンジニアをジランが務め、エンジンもルノーにスイッチした。

 ジランは、ウイリアムズ復活のための安定した体制が整ったと述べている。
「キーワードは安定性だ」とジランは2012年型マシンFW34の発表会の日にコメントしている。
「優秀な人材が必要であると同時に、安定性も重要だ。我々は素晴らしい新技術マネジメントチームを作り上げた。このチームは長期的な安定を約束するだろう」

 ジランはコフランのリーダーシップを称賛している。
「最初にチームの状況を改善しなければならなかった。彼(コフラン)はチームを技術的にどこに導きたいと考えているか、非常にはっきりとした方向性を示している。また、技術的な革新を成し遂げるため、マシンの各エリアにおいても非常に明確な方向性を示した」
「チーム全員が自分たちが向かう方向性を理解している。結果はシーズンを終える段階でどれだけポイントが獲れたかを見てみないと判断できない。しかし我々には明確なデザインプラン、技術的方向性があり、プロセスも大幅に改善された」

 ジランは昨年よりも開発ペースを向上させることができると自信を見せている。チームのシステムを見直し、ファクトリーでの作業を効率化し、明らかなアドバンテージをもたらすパーツをレースチームに提供するためのアプローチが導入されたという。

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