FIAは、8日に開かれた世界モータースポーツ評議会の会合のなかで、2011年の暫定カレンダーを発表した。
今回発表のカレンダーによれば、2011年は今季より1戦増の全20戦でチャンピオンシップが争われる。
その大半のスケジュールは今季とほぼ同じながれで、3月13日の開幕戦バーレーンを含めた4戦に渡るアジア連戦でシーズンがスタート。本格的な幕開けとなるヨーロッパラウンドは、今季の第7戦から今回第5戦へと移されたトルコGPを皮切りに、スペイン、モナコと今季同様のスケジュールで進んでいく。シーズンは12月手前の第20戦ブラジルGPで終了を迎える。
そのなか注目のトピックになったのが、シーズン第18戦の舞台として新たにインドが加えられたことだ。このインドGPは、サーキットの承認という一部の条件付きながらも、来年の10月30日には同国初となるF1グランプリを開催することになった。また一方、初開催となる今年にサーキット建設の遅れで開催が危ぶまれる騒動にまで発展した韓国GPも現状では引き続きカレンダーに残されている。
日本GPは開催時期も今季とほぼ同じ10月9日にシリーズ第16戦として開催される。