今季からNASCARスプリントカップにフル参戦する女性ドライバーのダニカ・パトリックが、昨年NASCARネイションワイド・シリーズにダニカとともに参戦、チャンピオンを獲得したリッキー・ステンハウスJrと恋愛関係にあると認めた。
長年インディカーで活躍、昨年からNASCARに転向しネイションワイド・シリーズを中心に戦ったダニカは、30歳となった今季からスプリントカップにフル参戦する。そんなダニカは昨年11月に、2005年に結婚した理学療法士の夫と離婚をFacebook上で明らかにしていた。
一方、昨年ダニカとともにNASCARネイションワイドに参戦した25歳のステンハウスJrは、5勝を挙げ2年連続のチャンピオンを獲得。今季は満を持してラウシュ・フェンウェイ・レーシングからスプリントカップにステップアップ、ダニカとルーキー・オブ・ザ・イヤーを争う。
そんなふたりについてUSAトゥデイは、25日にダニカ、ステンハウスJr.の両者がTwitterで噂を認めたと伝え、NASCAR、そしてチームのコメントを掲載している。
「この関係はもちろんレギュレーションにも違反しないし、なんの懸念もしていない。両者ともNASCARで戦い、それぞれが勝利のために争っているのを知っているからだ」とNASCARのスポークスマン、デイビッド・ヒグデンは語る。なお、NASCARはふたりの関係について直前まで関知していなかったという。
また、今季ステンハウスJrを起用するラウシュ・フェンウェイ・レーシングは「彼らはお互いにトラック上で生きる存在だ。そして、彼らの関係が素晴らしければ良いと思っている。それについて関与することは、レーシングチームとしての役割とは思わない」と関係を祝福するコメントを寄せている。
「我々のドライバーが大切な関係にあるのならば、ラウシュ・フェンウェイのファミリーは彼らをサポートすることを幸せに思うよ」