サー・フランク・ウイリアムズは、2010年F1も当初の予定どおりエントリー数は13チームにとどめるべきであると主張した。現在のBMWザウバーチームは、14番目のリザーブチームとして承認されており、エントリー枠の拡大が現在検討されている。

 新規チーム、US F1、カンポス・メタ、マノー・グランプリ、ロータスの来季エントリーは承認されており、13チームから成るエントリーリストは決定している。カドバック・インベストメンツが買収したBMWザウバーチームは、14番目の“控え”のチームという位置づけがされているが、FIAはエントリー枠を広げて同チームのエントリーを認めたいとの意思を示している。

 これに関してウイリアムズは、先日調印されたコンコルド協定に従って、エントリー数は13チームにとどめるべきであるとの意見を述べた。
「これまでずっとそうであったように、13チームにとどめるべきだ」とウイリアムズはロイターに対してコメントしている。
「彼らはNo.1リザーブとしての位置づけが成されるべきだと提案する。それが論理的なやり方だ」
「ひとりの人間が現れたことによって突然規則を変えるというのは、不合理である。ウワサによれば、彼らがエントリーするチャンスがあるかもしれないということだが」
「フェラーリが何らかの理由でシーズン途中で撤退し、またカムバックしたいということなら、我々は規則を曲げる術を見つけるだろう。だが、今回の場合は、我々が知らない誰かが所有するチームだ。オーナーが誰なのか、そして彼らの長期的プランはどうなっているのかを把握しない限りは、我々としては全く満足できない」

 一方、マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、いずれにしても来季は14チームすべてがエントリーすることはないかもしれないとの考えを示している。
「この件については全員の意見は一致していない」とウィットマーシュ。
「ザウバーはFOTAの正式なメンバーであり、我々としては、ザウバーを拒絶したくはないという立場をとっている。FOTAは、我々は実質のない議論を行っているのではとの懸念を持っている。なぜなら、(2010年には)14チームは存在しないのではないかという強い疑問があるからだ。13チームにも届かない可能性もあるかもしれない」
「そうなってザウバーがOKとなるのであれば、14チームのひとつがザウバーである場合に限り14チームのエントリーに合意するというのが適当であると思う」
「しかし正直言うと、14チームというのは多すぎるとは思っている」

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