オーストラリアのダーウィンからアデレードまでの約3,000kmを走る世界最大級のソーラーカーレース、『2009 グローバル・グリーン・チャレンジ』のソーラーカー部門で、初挑戦した東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトが優勝を飾った。
今回の挑戦で東海大学ソーラーカーチームは、シャープをはじめ多数の企業の協力を得て『Tokai Challenger』と名付けられたソーラーカーを開発。世界13カ国の大学・企業から参加した31チーム32台の強豪を相手に快挙を成し遂げた。
エースドライバーとしてダカールラリー勝者である東海大OBの篠塚健次郎を起用、24日に行われた予選では4番手につけた東海大は、初日にトップに進出、途中砂嵐や強風に見舞われながらもトップをキープ。4日目にはパンクに見舞われたりというトラブルもあったが、2位となったミシガン大学ソーラーカーチームに大差をつけ優勝を飾った。
日本の大学チームではこの大会での初優勝であるとともに、これまで4連覇を達成していたオランダのデルフト工科大を破っての優勝という快挙に盛り上がる東海大学では、同大ホームページで現地からのレポートを掲載している。
http://www.u-tokai.ac.jp/GGC2009/report.html