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投稿日: 2011.03.15 00:00
更新日: 2018.02.23 12:11

桜井孝太郎、ハイテックからイギリスF3に参戦決定


PRESS RELEASE
2011年3月10日

桜井孝太郎選手、セナやハッキネン、琢磨を育てた
世界最高峰のイギリスF3選手権に、最年少16歳での参戦が決定!

 F1で活躍する小林可夢偉選手に続き、ヨーロッパを戦いの場として見据える若きサムライ、日本人最年少BMWスカラシップドライバー、桜井孝太郎選手(16歳)が、故・アイルトン・セナ選手やミカ・ハッキネン選手、ジェンソン・バトン選手や佐藤琢磨選手を育てた若手ドライバーにとって世界最高峰の激戦区、『イギリスF3選手権』に、ハイテック・レーシングより参戦することが決定したのでお知らせします。

 今年で記念すべき60周年を迎えるイギリスF3選手権は、多くのF1世界チャンピオンを輩出した、若手ドライバーにとってのF1への登竜門です。今年もイギリスはもちろん、オーストラリア、ブラジル、バーレーン、コロンビア、デンマーク、オランダ、中国、マレーシア、そして日本といった世界10ヶ国から19人(3月9日現在)の若手ドライバーが参戦することが発表されています。

 イギリスF3選手権は、シリーズ全10イベント30レースで戦われます。モンツァでの開幕戦を含め、ニュルブルクリンク、ポール・リカール、スパ・フランコルシャンといったF1グランプリ・サーキットでも開催され、将来のトップスター育成を意識した、ワールドワイドなF3選手権となっております。

 桜井孝太郎選手は、ダラーラ社製シャシーに、ニール・ブラウン社がチューニングした無限ホンダ・エンジンを搭載し、ルーキークラスを戦います。

桜井孝太郎選手のコメント
「先週、ポールリカールのGP3テストに名門カーリン・モータースポーツから参加して、GP3では以前に比べて自分のテクニックが上達していると実感できたのですが、再度、一緒に走っているF3卒業生たちの実力に驚かされました。だからF3というカテゴリーとマシンに興味が生まれ、今の自分にとって必要な経験ではないかと考えて、マネージャーに相談し、突然ではありますが世界でも有名なイギリスF3参戦を決めました。
GP3テストでお世話になったステイタスGP、カーリン・モータースポーツのそれぞれのオーナーに相談したところ、2007年度イギリスF3チャンピオンを獲得した実績のあるハイテック・レーシングを紹介され、瞬く間に今日(3月9日)、イギリス、シルバーストンでのF3初ドライブが実現しました。
 初めてF3に乗った印象は、予想どおり今の僕に必要なことを教えてくれるマシンだと思いました。GP3に比べて、タイヤもシャシーも思ったよりすべてが細く感じました。だからすべての動作をメリハリよく、かつ素早く行なわなければなりません。GP3に比べてダウンフォースが低く、タイヤも細いため、高速コーナーでのマシンコントロールが繊細で、なかなか挑戦しがいのあるマシンだと思いました。このマシンで走り込んでテクニックを磨けば、絶対にGP3でも速くなれると言う自信がつきました。
今日はまだシェイクダウンの段階でしたが、初めてのF3を、初めてのシルバーストン・サーキットで走れたことに興奮しました。それ以上に、今後のテストのスケジュールを見て、こんなに走れるの?と思ってもっと興奮してしまいました。でも、住むところと、学校どうしようかなっていうのが、ちょっと今の悩みです(笑)」


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