予選も終わり、いよいよ決勝レースを迎えるF1第15戦日本グランプリ。このレースでは、ドライバーズランキング首位につけるセバスチャン・ベッテルがチャンピオンを決める可能性がある。
今季ここまで14戦を終えて、首位ベッテルと2位フェルナンド・アロンソの得点は、それぞれ272ポイントと195ポイント。その差は現在77ポイントとなっている。
日本グランプリの後には4レースが残っていることから、ベッテルは今回のレース終了時点でアロンソに対して100ポイント以上の差をつければチャンピオンを獲得できる計算だ。
そのため、ベッテルが日本グランプリで王座を決めるには、優勝することが絶対条件となる。ベッテル優勝、アロンソが9位以下となった場合はベッテルの4連覇が決定する。一方、ベッテルが2位以下となった場合は、アロンソの順位に関係なくチャンピオン争いは次戦以降も続く形となる。
予選では、今季限りでF1を引退するマーク・ウエーバーがポールポジションを獲得し、ベッテルは2番手に。8番手からのスタートとなるアロンソは「目標は、タイトルの可能性を残すために8位以上でフィニッシュすることではない」とも語っているが、果たして決勝ではどんなバトルが繰り広げられるのだろうか。
日本グランプリの決勝レースは、13日の15時よりスタートとなる。