ウイリアムズのフェリペ・マッサは、シーズン開幕戦のオーストラリアGPで王者レッドブルをトップ争いから除外することはできないと語っている。
今季ウイリアムズをドライブするマッサは、メルセデスのパワーユニットを搭載するFW36のスピードと高い信頼性から、早くもメルボルンの有力なコンテンダーに浮上している。
一方で王者レッドブルは、ウイリアムズとは対照的にプレシーズンテストでルノー製パワーユニットにトラブルが相次ぎ、RB10自体もオーバーヒートの問題を抱えるなど、多くの時間をガレージで過ごす結果となった。
しかしマッサは、メルセデスAMGを有力な候補に挙げるととともに、レッドブルも開幕戦でいきなり速さを発揮する可能性があると考えている。
「もし、どのチームが上位かと聞かれれば、僕はメルセデスだと思う」とマッサが語ったと、Crash.netが伝えている。
「誰が真の上位かは、同じ燃料と新しいタイヤを履く予選の後になって分かると思う」
「多くのチームがそこを争うだろう。マクラーレンもいるし、フェラーリもいる。レッドブルの可能性もある」
「彼らはいつもガレージにいたからレッドブルについては多くが分からない。だから、レッドブルを除外することはできないんだ」
「彼らはコンペティティブで速いマシンの造り方を知っている。問題を解決すれば、彼らはそこにいるだろう」
「言うのは時期尚早だ。上位でレッドブルを見ることもあれば、ロータスを見ることもある。みんなが異なることを言うだろう」
「状況はすぐに変化するんだ」