今季IZODインディカー・シリーズにフル参戦するのと同時に、フォーミュラ・ニッポンにもスポット参戦を行う佐藤琢磨が、鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デーで初めてフォーミュラ・ニッポンFN09をドライブ。デモレースでは2位に入った。
インディではレイホール・レターマン・ラニガンに移籍し新たなスタートを切る今季の琢磨は、一方でFニッポンにもスポット参戦が決定。今回の鈴鹿ファン感謝デーと、5日のフォーミュラ・ニッポン合同テストに参加し、初めてのFN09・ホンダを体験した。
4日はファン感謝デーの中で、午前9時45分からのフォーミュラ・ニッポンデモ走行、そして“ラウンド0”と名付けられた10周のデモレースに臨んだ琢磨。曇天でドライとなった朝の走行では、「やはりすごくレベルが高いと感じた」とピットインを繰り返し、調整しながら15番手タイム。しかし、インディカー・シリーズと同じブルーとホワイトのゼッケン15番のマシンで走った琢磨は、クラッシュなどなく順調に30分の走行を終えた。
午後から鈴鹿は雨となり、路面はウエットに。今回の“ラウンド0”では、予選がないため、昨年のチャンピオンであるアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)がポールポジションに。チャンピオン経験者であるジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)、松田次生(TEAM IMPUL)らが上位グリッドに並ぶことに決定。今回のフォーミュラ・ニッポン走行の目玉でもある琢磨は、2番グリッドからスタートを切ることになった。
スタートでは、ポールのロッテラーが遅れ、琢磨がホールショット! 「トップに立って『やった〜!』と思ったけど、その後すぐに『操作わっかんね〜』って(笑)」と琢磨は語ったが、数周に渡ってロッテラー、オリベイラを抑えトップをキープ。チャンピオン経験者を相手に互角の勝負をみせた。
しかし、ロッテラーを攻略したオリベイラが琢磨に仕掛け、2台はバトルを展開。オリベイラに「タクはすごいね! インディカーでもバトルしてみたいよ」と言わせる戦いを演じ、見事2位フィニッシュ。スタンドから大きな拍手が湧いた。3位はロッテラーだったが、ロッテラーも琢磨とのバトルを堪能した様子だった。
琢磨は5日のフォーミュラ・ニッポン合同テストでFN09を再びドライブする予定だ。
