先週末に開催されたIZODインディカー・シリーズのヒューストン戦。第2レースの最終周に佐藤琢磨(AJフォイト)とクラッシュし、背骨と足首を骨折し入院していたダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)がヒューストンの病院を退院した。
ヒューストン戦の最終周に琢磨と接触し、フェンスを破壊する大クラッシュを喫したフランキッティ。自力でマシンから降りることができず、マーシャルに救出され後、病院に搬送。脳しんとうと背骨、右足首の骨折と診断されヒューストンの病院に入院していた。
足首を安定させる手術を行ったフランキッティは、回復までに時間がかかるため来週末に予定されている最終戦フォンタナの欠場が発表されている。代わりにはアレックス・タグリアーニが起用される。ヒューストンの病院を退院したフランキッティは、インディアナポリスに戻り療養を行う予定だ。
「素晴らしい支援に言葉がでないよ。素晴らしい家族と友人、ファンに感謝している。ヒューストンに居る間、トラックで素晴らしい対応してくれた方や病院のみんなにも感謝を言いたいよ。来週末は、スコット(ディクソン)とアレックスをテレビで観るのが楽しみだね。彼らが違うチャンピオンシップを戦っていると思って声援を送るよ」とコメントしている。
フランキッティとクラッシュした琢磨も、手術後にフランキッティを見舞っている。彼と笑顔で会話したことを伝え、フランキッティからのヘルメット交換の申し出を受けるともツイートしている。