IZODインディカー・シリーズに参戦し、今季は佐藤琢磨がドライバーを務めるAJフォイト・レーシングは、長年メインスポンサーを務めているABCサプライと2015年までスポンサー契約を延長することを発表した。
インディ500歴代最多タイ勝利の記録を持つアメリカのレジェンド、A.J.フォイトがオーナーを務めるAJフォイト・レーシング。昨年はマイク・コンウェイを起用したが、今季は佐藤琢磨がドライバーを務め、セブリングで行われたテストでも初日にトップタイムをマークするなど開幕に向けて順調な滑り出しを見せている。
AJフォイト・レーシングのメインスポンサーで、インディカーの中でも最も長くスポンサーを務める企業のひとつであるABCサプライは、チームとの契約を3年延長し2015年までサポートを続けることを発表した。
「我々はこれまで以上に大きな成功を収めてくれることを期待している。だから、契約を延長することは、難しい決断ではなかったよ」とABCサプライのCEOデビッド・ラックはコメント。
「我々の会社の理念のひとつは、熱心に働き、楽しむことにある。A.J.のチームにスポンサードすることやIZODインディカー・シリーズの中のひとつになることは、多くの顧客を楽しませることになる」と語る。
1996年にインディカーがスタートしてからすべてのレースに参戦しているチームのひとつであるAJフォイト・レーシング。オーナーであるフォイトも今回の契約延長を満足しているようだ。
「個人的にも、とても充実でサポートしてくれるABCサプライとの関係を続けられることにゾクゾクしているよ。彼らは常にプロフェッショナルで、私たちの家族のように感じている。トラックでもイベントでもたくさんの楽しみが待っているよ」とコメントしている。
IZODインディカー・シリーズ2013年シーズンは、3月22日からセントピーターズ・バーグで開幕戦を迎える。