9月11日(土)に行われたインディジャパン壮行会で語られた内容から、琢磨本人による今シーズンの振り返りを抜粋しまとめた。
<前編>
Q:デビュー戦はサンパウロでした
琢磨:「ものすごいほこりで全然見えないし、4速ギアのスロットルを半分くらい踏んだだけでもすべってしまう状態でした。“インディカーってこんななのか!”って思いました。チームからも“Welcome to IndyCar”って言われましたよ(笑)。ストリートコースでバンピーだから、心の準備はしていたつもりでした。でもまさか4速で滑るとは……」
Q:第3戦アラバマでは予選6位に入りましたね
琢磨:「そうですね。唯一シーズン前にテストしていたのがアラバマだったので、コースに入る前からレースのイメージがわきました。だからプラクティスから予選まで順調にタイムをあげられました」
Q:そして第5戦カンザスは初めてのオーバル。そして武藤選手とクラッシュがありました
琢磨:「オーバルってどんななのか全く想像がつかなかったので、走っていてすごく楽しかったんです。その興奮から追い上げていったわけですが、残り数周のところでイエローコーションが出て、やっと武藤選手の後ろにつけたんです。だから再スタートの時には日本人ふたりで前に行くしかないなと思っていました」
「グリーン(再スタート)となって、ぐーっと加速していったんですが、近づきすぎちゃって僕のタイヤが武藤選手の右後ろに入ってぶつかっちゃったんです。そうしたら武藤選手の下側にいた選手がぐっと上がってきて、武藤選手の行き場がなくなっちゃって……。どうしようもなかったですね。そこから武藤選手との不仲説も流れちゃって(笑)」
Q:その下から上がってきた選手は、女性ドライバー、シモーナ(デ・シルベストロ)でしたが……
琢磨:「彼女はターンインとかブレーキングとかみても、男と変わんないです(笑)! ダニカ(パトリック)はそれとくらべると、ドライビングにかわいさがある。でも、だからちょっと(マシンが)ふらふらしちゃって怖いんです」
後半に続く
■後半はコチラ
