今季IZODインディカー・シリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、2台目のマシンとしてルカ・フィリッピがインディ500から参戦すると明らかにした。
フィリッピは2004年にパストール・マルドナド、平手晃平に続きフォーミュラ・ルノーイタリアでランキング3位を獲得し、2005年にイタリアF3000でタイトルを獲得。その後GP2に6年参戦し上位を争うかたわら、ホンダF1のテストドライバーを務め、日本でもデモランなどを行っていた。
今季佐藤琢磨を獲得し、インディカー・シリーズに本格復帰するレイホール・レターマン・ラニガンは、2台目のマシンについて調整を進めていたが、テストにも姿を見せていたフィリッピがチームの2台目のシートを得ることとなった。ただし、フィリッピの参戦は、シリーズ前半戦のハイライトともいえるインディ500からに決定。フィリッピはいきなりオーバルでデビューを果たすことになる。
「レイホール・レターマン・ラニガンの一員になれて、素晴らしい気分だ。僕はドライバーでもあるけど、大のモータースポーツファンなんだ。ボビー・レイホールのようなレジェンドのチームで走ることができるなんて最高だよ。彼の経験が僕を助けてくれるだろうし、ヨーロッパとは異なるアメリカのレースの仕組みを学習できるだろう」とフィリッピは語る。
「インディカー・シリーズはイタリアでもすごくポピュラーで、インディカードライバーになれるのは夢が叶った気分だよ」
チーム代表のボビー・レイホールは、「GP2での数年を見ていて、ルカには興味があった。いつもベストなマシンではなかったが、マシンをコンペティティブに走らせるだけでなく、勝つために戦っていたのは明らかだったからね。彼とは知り合って8カ月になるが、勝利を獲得できる可能性だけでなく、最高のマナーをもって接してくれた。彼をチームに招くことができて興奮しているよ」と語っている。
2008年にホンダF1が撤退するまで、チームのテストドライバーを務めていたフィリッピは、再びホンダエンジンを搭載して走ることができるのを喜んでいるという。
「ホンダエンジンでまた走ることができるのは素晴らしいね。ホンダF1のドライバーだった頃以来になるので、リスタートするような気分なんだ。またホンダと一緒に働くことができて嬉しいし、今はドライブするのが待ちきれないよ」
「タクマのこともその頃から知っているよ。僕らはお互いを尊敬しているし、レイホール・レターマン・ラニガンの目指すゴールに向けて、協力していくつもりだ」
