IZODインディカー・シリーズのセブリングテストが19日開幕し、今季AJフォイト・レーシングに移籍した佐藤琢磨が、装いも新たに登場した。
今季でインディカー4年目を迎える琢磨は、昨年までのレイホール・レターマン・ラニガンから、AJフォイトに移籍。ゼッケン14番のマシンをドライブする。
そんな琢磨は、19日に開幕したセブリングテストに登場。AJフォイト・レーシングのスポンサーを務めるABCサプライのカラーリングに彩られたダラーラ・ホンダをテストした。
初日は13台が走行する中、琢磨はチップ・ガナッシのスコット・ディクソンのタイムを0.05秒上回りトップタイムをマーク。
「(AJフォイトの)彼らが知っているセットアップでテストを始めました。今まで自分が経験してきたものとの違いを感じたかったんです。いくつかの違いがありましたね」と琢磨。
「さまざまなセットアップを試してテストを過ごしました。必ずしもポジティブなものだけではないけれど、ネガティブな変化から学ぶこともある。一日の終わりに良いラップタイムを出せたことは嬉しいけど、テストだからね」
3番手には、シボレー・エンジンを使用するチーム・ペンスキーのウィル・パワー。4番手にダリオ・フランキッティと続き、デイル・コイン・レーシングから参加しているジャスティン・ウィルソンが5番手だった。
またペンスキーから今回のテストに参加し、久しぶりにオープンホイールカーに挑戦するAJ.アルメンディンガーは、12番手のタイムをマークしている。