14日、宮城県石巻市にある石巻専修大学で、『SUPER GT ISHINOMAKI EXPERIENCE 2013』と題し、東日本大震災の復興支援イベントが開催された。
このイベントはスーパーGTのプロモーター、GTアソシエイションが開催したもの。2011年の東日本大震災発生以来、モータースポーツ界ではさまざまな形で継続して復興支援を続けているが、このイベントはその一環。会場には大勢の親子連れが訪れた。
14時からスタートしたイベントには、今季ARTA HSV-010をドライブする松浦孝亮、ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3をドライブする山内英輝が登場。また、2009年まで活躍したARTA NSX、そして同じく09年まで使用されたENEOS SC430が持ち込まれた。
イベントでは、松浦がステアリングを握りデモラン。スーパーGTマシンの迫力を披露した。また、ホンダ栃木研究所のメカニックによるタイヤ交換のデモンストレーションが行われ、本物のレーシングカーによる迫力に、大きな拍手が送られた。
その後は子供たちを対象にしたタイヤ交換体験やGTマシン乗車体験を実施。また、当初予定されていなかった松浦、山内によるサイン会も実施された。ふたりによるトークショーでも、スーパーGT第4戦スポーツランドSUGOの観戦ポイント等が披露された。
プレゼント抽選会では、50名を超える子供たちにミニカーやラジコンなどをプレゼントするなど、被災地の子どもたちにスーパーGTの迫力と楽しさを伝えるイベントとなった。