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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.11.16 00:00
更新日: 2018.02.17 11:39

石浦「ZENTに加入1年目で1勝もできず悔しい」


2015 SUPER GT Race Report ZENT CERUMO RC F #38立川祐路/石浦宏明
第8戦 ツインリンクもてぎ MOTEGI GT 250km RACE

◆11月15日(日) Race
決勝総合結果 5位

■決勝
天候:くもり後晴れ|コース状況:ウェット&ドライ

 雨の公式予選では、雨量の変化とマシン、タイヤのマッチングが今ひとつで6番手に留まった#38 ZENT CERUMO RC F。逆転タイトルのためには厳しいスターティンググリッドとなってしまったわけだが、日曜には天候が回復するとの予報もあり、ポジティブな雰囲気のままスタッフはツインリンクもてぎを後にした。

 一夜明けた11月15日、日曜のもてぎだが、予想に反して朝から雨が時折降る相変わらずの不安定なコンディション。このため、午前9時からの30分間のフリー走行は、前日同様の完全ウェットコンディションの中での走行となった。

 当然のようにウェット宣言が出される状況下でセッションがスタートすると、#38 ZENT CERUMO RC Fは立川のドライブで早々にピットアウト。各所でスピンやコースオフが多発する難コンディションの中、立川はまずは1分56秒403で計測をスタート、翌周には1分52秒890でモニターのトップに立つ。計測4周目は1分54秒550とし、ややポジションを下げたものの、5周目には1分52秒005で再び4番手に戻すなど、決勝を想定したラップを刻みつつ、#38 ZENT CERUMO RC Fはモニター上位を推移する。

 7周目に1分50秒893をマークした立川は、さらに翌周1分50秒815にタイムアップするとピットイン。ここでピットストップシミュレーションを行って石浦にスイッチすることに。

 午前9時18分にピットアウトした石浦はアウトラップの翌周、まずはタイヤを温めつつ2分00秒453を刻むと、11周目に1分50秒236をマークして#38 ZENT CERUMO RC Fをトップ6に復帰させてピットイン。微調整を施し、チェッカー間際の午前9時27分に再び石浦がピットアウトすると、午前9時30分のチェッカーフラッグ手時後のファイナルラップに1分49秒676を叩きだし、2番手に浮上して走行を終了することに。

 最終的には2番手でこのフリー走行を終えた#38 ZENT CERUMO RC Fは、午後の決勝に向けての準備を整え、いよいよ最終決戦に臨むこととなった。


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